エジプトは13日、先月発見されたエジプト第5王朝の貴族の墓を公開した。色とりどりのレリーフ(浮き彫り細工)や保存状態の良い碑文が残されており、考古学的に重要なものだという。
福岡市中央区の国立病院機構九州医療センターの救命救急センターに、元患者が寄付した2億円などで新しい設備が導入された。
同院の救命救急センターは、福岡市西部を中心に九州一円から患者を受け入れている。開院から25年経つが、救急車の受け入れ台数は年々増えており、昨夏から再整備を始めた。センター内にマルチスライスCT装置を新設したほか、感染症患者用の治療室を2床、個室を4床増やした。
名古屋市立大の牧野利明教授(生薬学)のグループが、神経の損傷で起きる慢性的な激しい痛み「神経障害性疼痛(とうつう)」を抑える化合物を、毒草で知られるトリカブトの根から発見した。より効果的な治療薬の開発につながることが期待され、8日付の国際学会誌(電子版)に掲載された。
中国科学院(Chinese Academy of Sciences)「古脊椎動物・古人類研究所(Institute of Vertebrate Paleontology and Paleoanthropology)」は、甘粛省(Gansu)玉門(Yumen)で採集した1億1000万年前の中生代の鳥類化石を調査した結果、体内に卵の殻が残っていることを発見した。腹腔内に卵の殻を残したままの絶滅鳥類「エナンティオルニス類」の化石が発見されたのは、世界で初めて。