南海トラフ巨大地震に備えたガイドラインが、29日朝、公表された。
気象庁は、南海トラフ巨大地震の前兆現象を観測した場合、臨時情報を発表するが、今回のガイドラインでは、3つのケースで防災対応が示されている。
南海トラフ沿いで、地震の規模がマグニチュード8クラスの地震が起きた場合、被災した地域以外でも、新たな巨大地震が誘発され、津波が起きる可能性があるため、沿岸部などの住民は、1週間程度、事前に避難すべきだとしている。・・・
国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)を開発中の三菱航空機(愛知県豊山町)は27日、米連邦航空局のパイロットなどがMRJに搭乗する許可を同局から受けたと発表した。航空機の試験に知見の深い米当局の支援を得て、日本の国土交通省の安全性認証を迅速に取得する狙い。
気象庁は27日、東京都千代田区の靖国神社にある桜(ソメイヨシノ)の標本木が満開になったと発表した。横浜や福岡と並んで21日に開花し、満開の観測は全国で一番乗りとなった。
東京では1953年の統計開始以来、5番目に早かった。平年に比べると7日早いが、昨年よりは3日遅かった。東京の桜の満開が最も早かったのは3月21日(2002年)。
日本相撲協会は27日、大阪市内で臨時理事会を開き、大相撲春場所で10勝を挙げた関脇・貴景勝(22)=千賀ノ浦=の大関昇進を承認した。大阪市内のホテルでの伝達式で貴景勝は「大関の名に恥じぬよう、武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを忘れず、相撲道に精進して参ります」と口上を述べた。
本州最南端の和歌山県串本町から日本初の民間ロケットを打ち上げる構想で、キヤノン電子やIHIエアロスペースなどが出資する宇宙事業会社「スペースワン」(東京)は26日、発射場を町内の田原地区に建設すると正式に発表した。県庁で進出協定の調印式があり、太田信一郎社長は「県や町から強力な支援をもらった。自治体や地域住民と緊密に連携し、国際競争力のあるサービスを実現したい」と意欲をみせた。