「バイオマスプラスチック」という言葉を聞いたことがあるだろうか。ゴミ袋やスプーンなどの食器、カスタネットのような楽器まで、今、さまざまな物がバイオマスプラスチックで作られている。見た目はこれまでのプラスチックと変わらない。
バイオマスプラスチックとは、石油などの「化石燃料」だけでなく、サトウキビなど「植物」も原料にして作られたプラスチックのことだ。従来のプラスチックとは違い、燃やした時に出る二酸化炭素は植物によって吸収され、また原料として使われるため、結果として二酸化炭素の排出を抑制すると言われている。
トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が板門店で電撃的に会談した際、新任のホワイトハウス報道官のステファニー・グリシャム氏が、米メディアを拒絶しようとした北朝鮮の警護員に体当たりして取材させた。同氏は腕に青あざができたという。トランプ政権と米メディアは敵対関係だが、今回ばかりはグリシャム氏の初仕事を好意的に報じている。
楽天の三木谷浩史会長兼社長は1日、がん治療法の先端研究をする米国企業「楽天メディカル」への出資を約2割にまで高める方針を明らかにした。新規性の高い治療法の開発を軸にして医療分野への進出を加速する戦略を示した。
三木谷氏は、東京都内で開いた楽天メディカルの事業戦略説明会で「(新たな)治療法を世界中に届けるため、供給体制を構築する」と述べ、研究中の治療法に合わせた医療機器の開発や供給も手掛ける計画を説明した。追加出資の時期は明言しなかった。
楽天メディカルが開発するのは、特定の光を当ててがん細胞を破壊する「光免疫療法」と呼ばれる治療法。
世界最大の美術館の一つ、米ニューヨークのメトロポリタン美術館で、今年3月から6月半ばにかけて『源氏物語』を題材にした特別展が開催された。日本から国宝や重要文化財を含む優品多数が出品された国外初の大規模な源氏展は、ニューヨーカーの目にどう映ったのか。
米国と中国は、28─29日の20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて開く両国の首脳会談を前に、貿易戦争の一時休戦で合意した。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが27日、関係筋の話として報じた。
一時休戦によって、米国が計画する3000億ドル相当の中国製品に対する関税は保留される。
合意の詳細は共同声明ではなくプレスリリースとして発表されるという。
同紙は関係筋1人の話として、中国の習近平国家主席は米政府が一時休戦で合意することをトランプ大統領との会談の条件としていると伝えた。
ホワイトハウスによると、米中首脳は29日午前11時30分(日本時間)から会談する。