「令和元年」の文字が刻印された硬貨と、天皇陛下のご即位を祝う記念貨幣の打ち初め式が11日、大阪市北区の造幣局で開かれた。製造が始まったのは五百円と百円の各硬貨と、一万円記念金貨、五百円記念銅貨の4種類。
打ち初め式には麻生太郎財務相らが出席。製造機械のスタートボタンが押され、令和元年硬貨の第1号が「チャリン」と打ち出された。硬貨を確認した麻生氏は「立派な出来栄え」と満足そうに話した。
絶滅が危ぶまれているニホンウナギに一筋の光明が差し込んだ。完全養殖の商業化を目指す水産庁などが、研究室で人工孵化させた稚魚「シラスウナギ」を民間業者の養殖池で出荷サイズの成魚まで育てるのに成功した。かば焼きに加工しても天然稚魚を育てたウナギと遜色なく、関係者は期待を寄せる。ただ人工稚魚の価格は天然の10倍で、生産コストの削減が課題だ。卸値や小売価格の高騰でウナギを食べる習慣も薄れつつある中、商業化の早期実現が急がれる。
2018年度の年金運用は、およそ2.4兆円の黒字となった。
公的年金の積立金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人は、2018年度の運用結果が2兆3,795億円の黒字だったと発表した。
2018年10月~12月期は、四半期ベースで過去最大の赤字だったが、株式相場が回復したことから、通期では黒字となった。
大阪の「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が6日、世界遺産に登録される見通し。
アゼルバイジャンで開かれているユネスコの世界遺産委員会は、日本時間の5日から3日間で、あわせて35件を審査する予定。
日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」を含む「百舌鳥(もず)・古市古墳群」の審査は、5日は行われなかった。
審査は6日午後に行われ、「百舌鳥・古市古墳群」は、世界文化遺産に登録される見通し。
登録されれば、日本国内の世界遺産は23件となり、2013年の「富士山」以降、7年連続の登録となる