国際宇宙ステーションから放出して、地球観測や通信などに使う超小型衛星用に、水を噴射して推進力にするエンジンを東京大チームが22日までに開発した。年度内にも試作機を無人補給機「こうのとり」8号機でステーションに運び、性能を調べる。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2012年からステーションの日本実験棟「きぼう」から超小型衛星の放出を始めている。大学や企業の間で利用が拡大しているが、いったんステーション内に持ち込むため、危険な化学燃料や高圧ガスが必要なエンジンが使えず、運用期間の短いものが多かった。安全な動力源が求められていた。
プラスチック公害は環境に広く拡散しており、人間は1週間にクレジットカード1枚分に相当する5グラムを摂取している可能性があるとの研究結果が発表された。これは、世界自然保護基金(WWF)の委託により豪ニューカッスル大学が実施した調査で、他の52件の研究結果に基づいている。最大の摂取源は飲料水だが、丸ごと食べることの多い甲殻類の消化器内に入っているプラスチックも一緒に食べてしまうことも、大きな摂取源になっているという。
三宮を中心に新神戸からJR神戸駅周辺まで、幅広いエリアでタワーマンション規制に乗り出す方針を固めた神戸市。商業施設やオフィスを増やして都心部を活性化させるのが主な狙いだが、背景には大規模集合住宅を巡る別の課題もある。維持管理や災害時対応などの難しさだ。このため同市は、市内全域の分譲マンションを対象に、維持管理が適正な物件を認証する制度の導入を目指し、7月にも検討委員会を立ち上げる。こうした制度は全国で例がないという。
高杉は約2カ月の上海訪問を終えて長崎に帰国するや、当時オランダが売り出していた蒸気船を長州藩に無断で購入しようとし、勝手に契約を結んでしまいます。上海で目の当たりにした西欧列強の軍事力と、同行した五代から薩摩藩が既に蒸気船を購入していると聞いたことが、高杉を蒸気船購入に走らせたと言われています。
この契約は結局オランダ側がキャンセルしたことで流れますが、高杉の先走った行動には長州藩内で非難が相次ぎました。しかし当の高杉はというと、「何も分からない役人どもめ」などと憤懣やるかたない愚痴を仲間にこぼしたと言われます。