宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、小惑星りゅうぐう上空にいる探査機はやぶさ2から地表に向け、小型ロボット「ミネルバ2」を10月3日未明に放出すると発表した。小型ロボの放出は3台目。はやぶさ2の小惑星での作業はこれで終了となり、地球への帰還準備を進めることになる。
別の小型ロボ2台は昨年9月に小惑星表面に着陸し、表面の写真撮影などを行った。3台目ではりゅうぐう内部の密度分布の測定などを行う予定。装置の一部に不具合があり、高度約1キロからゆっくり着陸させるため、数日程度かかる見込み。
スティルウェル米国務次官補は18日、米議会の公聴会で証言し、険悪化する日韓関係の問題を解決するため、「米国は積極的に関与している」と語った。
スティルウェル氏はこれまでに日韓両国のカウンターパートと複数回会談したことを明らかにしたうえで、両国に対して対立を休止し、お互いに懸念を表明し続けるよりも解決策を探るように促したと指摘。「(日韓両国との)同盟は極めて重要だ」との認識を示したうえで、「米国は今後も両国に対して前向きな解決策を探るように促し続ける」と強調した。
地図の代表的な表現方法の「メルカトル図法」が広まるきっかけになったとされる16世紀の世界地図が、東京都江東区の海上保安庁「海洋情報資料館」で公開中だ。同庁が保管するこの地図を一般向けに公開するのは初めて。
メルカトル図法は「正角円筒図法」とも呼ばれ、曲面でできている地球を平面で表現する技法の一つ。現代まで海図に用いられてきたほか、世界全体を表す地図で採用することも多い。
海保によると、地図は1569年、地理学者ゲラルドゥス・メルカトルが作った。地球全体が、縦65センチ、横50センチの図18枚を使って描かれている。
がん発症率と有害粉じん暴露に明確な相関関係
2001年9月11日の事件では、ダイオキシン、アスベストなど発がん性物質を含む大量の化学物質が前例のない規模で放出された。消防士ら初期対応者や何か月もがれきの除去にあたったボランティアらが最初に影響を受けた。複数の研究が、これらの人々の間でがんや心臓疾患リスクが増したことを示している。
連邦政府による生存者支援プログラム「世界貿易センター健康プログラム」では、約1万人のこうした人々ががんと診断されている。
今年6月末の時点での支援プログラム対象者のうち、初期対応者ではない人の数は約2万1000人となっていた。これは2016年6月時点の約2倍だ。このうち約4000人ががん患者で、中でも前立腺がん、乳がん、皮膚がんが多かった。