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富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルム和光純薬(大阪市)は30日、唾液によるPCR検査を迅速に行える試薬と遺伝子検出キットを開発したと発表した。組み合わせて使うと、新型コロナウイルスへの感染の有無が検体採取後1時間で分かるという。従来は4~6時間かかっていた。31日から国内で医療機関などに発売する。

 PCR検査では、ウイルス由来のリボ核酸(RNA)の抽出・精製というプロセスが必要。開発した試薬を唾液に加えれば、抽出の簡略化と精製の省略が可能になり、1時間かかっていた検体処理の時間を約10分に短縮できる。

 また検出キットは、検体の保管状況の悪さによって陰性になってしまうのを防ぐことができるという。 



 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都は30日、都内で酒を提供する飲食店とカラオケ店に対し、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づき、8月3日から営業時間を午後10時までに短縮するよう要請した。都内ではこの日、367人の感染者が新たに確認され、過去最多を更新した。全国の新規感染者も1300人を超えて2日連続で最多を更新するなど、各地で感染拡大が勢いを増している。


2020/07/29
最上川氾濫

停滞する梅雨前線や低気圧の影響による大雨で、山形県を流れる最上川は28日深夜から29日朝にかけて4カ所で氾濫した。いずれも流域住宅への浸水被害が発生している。県内の広範囲で大雨や洪水の警報が引き続き発令されているが、県によると、29日午前8時時点で人的被害や行方不明者の情報は確認されていない。

 国土交通省新庄河川事務所によると、氾濫したのは大石田町の横山、大石田、豊田の計3カ所と、大蔵村白須賀の1カ所。県は被害状況の把握を急ぐ。

 JR東日本仙台支社によると、河川水位が規制値を上回り、山形新幹線は山形―新庄間で運転再開のめどが立っていない。




ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)政権の新型コロナウイルス流行への対応は人道に対する罪に当たるとして、ブラジルの医療従事者による労組連合は27日、国際刑事裁判所(ICC)に捜査を要請した。ブラジルは新型コロナウイルスの死者が米国に次いで世界で2番目に多い国となっている。



新型コロナウイルス感染拡大により中止となった2020年の「隅田川花火大会」。しかし、中継を続けてきたテレビ東京では、今年も「特別編」として放送する。夏の風物詩を家の中で体験することができそうだ。

7月25日(土)夜6時30分からの番組「がんばろう日本 隅田川花火大会 特別編」では、これまでの中継から厳選した美しい花火映像を放送する。

さらに、生放送中に東京近郊3ヵ所から花火を打ち上げる。隅田川上空では打ち上げることができないという巨大な10号玉も上がる予定だ。